足裏のゆびの付け根の痛み

足裏のゆびの付け根の痛み

モートン病

 

足裏のゆびの付け根部分の痛みは「モートン病」が疑われます。
痛みを我慢して走り続けると、慢性化して小さなしこりが
触れるようになります。

 

これが、頑固な痛みの原因になる神経腫(しんけいしゅ)であり、
押すと強い痛みとなります(--;

 

診断

 

  1. 3、4趾の間を足底から押すと痛みがでる。
  2. 前足部を横から握るように圧迫すると痛む。

 

この2つを満たしている場合、モートン病の可能性が高いと言えるでしょう。

 

どんな人に多いの?

 

  • 中年以降の女性
  • ウォーキングやランニングなどをしている(足底から刺激を受けることが多い)
  • ハイヒールなど、自分の足に合わない靴をはいている

 

どうして3、4趾の間で起こるのでしょう?

 

  • 足の裏に走っている神経(足底神経)の枝(足底神経の内側と外側の枝)が合流しているので、他の神経よりも太くて、圧迫を受けやすい。
  • 第3、4中足骨間の動き(可動性)が大きいため。

 

治療

 

一般的には痛み止め入りのシップや軟膏などを使用して経過をみます。

 

また、第3趾と4趾の間にガーゼなどをつめて指間を広げたりします。

 

それでも痛みが全くひかない場合は、ステロイドなどの注射ををします。

 

予防

 

走り方を注意しましょう。前足部に負担がかからないように、走り方をチェックしてみましょう。

 

下り坂の場合、歩幅を狭くするピッチ走法が勧められます。

 

また、路面を強く蹴って歩幅を広くする走法はやめましょう!